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(Vol.11)金魚-はじめは貴重な魚だった!

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左写真が金魚としてお馴染みのワキンで、
右写真は金魚の祖先にあたるギンブナです。
どことなく体型が似ていると思いませんか?

金魚は日本で最も多く飼育されている魚です。誰もが一度はペットショップや屋台の金魚すくいなどで見た事があると思います。そんな金魚ですが、初めて日本にやって来たのは約500年前になります。最初は貴重な魚であまり一般には知られていませんでしたが、江戸時代後半には少しずつ庶民にも広まっていき観賞したり、改良して新しい品種を作るなど、金魚はたくさんの人に親しまれるようになりました。
よく寿命がつきるのが早いと思われがちですが、金魚は本来とても丈夫な魚です。水温の変化にも強いため水換えや餌などの世話をしっかりすれば15~20年は生きるとされています。
当館では今年6月より特別展『THE☆金魚』を開催しています。色、形、尾びれなどさまざまな種類の金魚を展示しているのでそれぞれの特徴をゆっくりご観賞ください。


飼育係:冨江 亮輔

投稿者: スタッフ 日時: 2007年05月23日 11:31 |