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(Vol.1)子供を生む魚-タツノオトシゴたち

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ウィーディーシードラゴン
英名 Weedy seadragon
学名 Phyllopteryx taeniolatus

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ポットベリーシーホース
英名 Potbellied seahorse
学名 Hippocampus abdominalis

タツノオトシゴ類やヨウジウオ類の産卵習性は、たいへん変わっています。オスの腹部にある「育児のう」という袋状の器官があり、この中にメスが卵を産みつけます。
この中で卵から孵化(ふか)し、成長した子供は親とほぼ同じ姿で体外に放出されます。
メスが産卵することに変わりはありませんが、この事実を理解できなかった知識の乏しい時代では、当然子供を産む個体は全てメスであると思われていました。
しかし、オスが卵を育てるというメカニズムが判明するまでは、とても不思議な動物の一つに数えられていました。またその形態から、魚類ではなく、「虫」の仲間だと思われていた時代もありました。
日本人とは付き合いが古く、平安時代に「安産」のお守りとされていた記録があります。
当館では、ポットベリーシーホース、イバラタツ、リーフィーシードラゴン、ウィーディーシードラゴンなどの飼育経験がありますが、このうちポットベリーシーホースが2000年12月に初めて繁殖しました。
一度の産卵で400尾程産まれます。
約4ヶ月で大人になり、2~3年で全長28cm程に成長します。
オーストラリア南部・ニュージーランドに分布し、低水温を好みます。

館長:長谷川 勇司

投稿者: スタッフ 日時: 2007年05月22日 19:21 |