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(No.57)カクレクマノミ

箱根園水族館に今年より新たな仲間が入りました。皆(みな)さんもご存知(ぞんじ)の映画で有名になったカクレクマノミです。大きくなっても約5~6cmにしかならない小さな魚です。カクレクマノミは奄(あま)美(み)大島以南、西部太平洋のサンゴ礁(しょう)に生息しています。そのサンゴ礁でカクレクマノミはイソギンチャクと共生(きょうせい)しています。イソギンチャクの中からクマノミが顔を出している姿が良く見られますが、それが共生です。それぞれの外敵(がいてき)からお互(たが)いを守りあっているのです。ではなぜクマノミはイソギンチャクに触(ふ)れても平気なのでしょう? 他の魚はイソギンチャクの触手(しょくしゅ)に触れると触手の毒のある刺胞(しほう)に刺(さ)されますが、クマノミたちは体表から出る粘液(ねんえき)がイソギンチャクと同質(どうしつ)なため、刺胞が刺さらないようになっているのです。
自然界でクマノミたちはそれぞれに共生するイソギンチャクが決まっているようですが、飼育下ではあまり選(よ)り好(ごの)みはしないと言われています。
(冨江 亮輔)
kakure.bmp

投稿者: スタッフ 日時: 2012年10月17日 14:17 |