ジャングルのミー、ポップぱんつ、青の瞬間★

ジャングル! それはワンダーランド。
ジャングル! それはドリームランド。
はい、現在小学4年の娘と、その周辺の子どもたちにとって、という意味です。

ある日娘が言いました。
「ママ。お金がたまったから、ジャングルに行きたい」

娘は「マッサージ屋」を開業しており、足もみ10分10円とか、そんなかんじで、私をお客に日々頑張っています。

ときどき、「肩もみ5分無料券」をくれますが、使うと嫌がります。

ところで。

散りも積もれば山となります。

そんなこんなで、欲しいものに手が届くお金を貯めたので、ジャングルに行きたい、というわけです。

欲しいもの。
それは「ミー」の衣装ケースでした。
普段はあんまり着ない洋服をしまっておいて、旅行の時は着替えを入れるのです。

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ちなみに、写真手前は、水筒ケース。ちょっと前にあることがあり、私がプレゼントしたものです。
ムーミンの登場人物のひとり、「ミー」シリーズ。赤と緑の鮮やかな色合いがたまりません。
私も好みです。


それから、数十分かけて、娘はえんぴつを選びます。「60円のをね」と私に言われて、100円のを返しに行く娘。
消耗品について、自分の意見を述べる私。
基本は、無地の一番安価な一ダースえんぴつ。たまには、お遊びも必要ということで、許容しているのですから。よろしくね、娘ちゃん。


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フラワーキッズファクトリーにちょっとだけ立ち寄りました。

「うわあ、かわいいねー」と娘が声をあげたのが、これらのレインシューズ。
「いまはいているのが小さくなったら、また、ここ来ていい?」
と目を輝かせる娘に、
「うん、そのときは、違うのになっているけどね」と言い、「わかってるよっ」と反抗的な返事をもらうわたし。


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さて、こちらはなんでしょう?


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はい、そうです。ぱんつ、です。
このようなものを欲しがっているうちは、まだまだだわね、と意味不明に
大人の余裕を見せたくなるハハでありました。


学校が終ったあとで、寄ったので、帰るときは、まっくら。

娘のお気に入りのブルーのイルミネーションが美しく、つい車を降りて写真を。

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娘、携帯の画面を見て、
「ぜんぜん、この綺麗さが、撮れていないね」

「うん、でも、いいの。写真って、ぜったいに実物以上には撮れないんだから。
どんな天才写真家だって、そうなんだから。
私が今、このイルミネーションを撮ったのは、この美しい一瞬を切り取りたかっただけなんだから。
ふたりでプリンスに来て、いい気持で買い物を終えて、あなたはイルミネーションを美しいと言い、私も思った。その瞬間をね、撮ったの」


「そんないっぱい言わなくたってさあっ」
と娘は言いました。

語彙不足だから表現しきれなかったのでしょうが、たぶんこういうことでしょう。
「ったく、理屈っぽいんだからっ」

悪かったわね。でも、ブルーのイルミネーションは、この瞬間、ほんとに美しく、胸に染みたのでした。




山口路子プロフィール写真

山口路子

プロフィール
作家。2001年に東京から軽井沢に移住。
著書に『彼女はなぜ愛され、描かれたのか』(すばる舎)などのエッセイ集、小説『女神<ミューズ>』(マガジンハウス)など。軽井沢を舞台にした作品としては、小説『軽井沢夫人』(講談社)がある。
公式ブログ*山口路子ワールド*
http://anais.cocolog-nifty.com/blog/

軽井沢・プリンスショッピングプラザ
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