ロイヤルコペンハーゲンで……★

食器をよく割る人、というのがいます。
生来「ガサツ」な性格か、あるいは、「うわの空状態になることが多い」性質か、いずれかでしょう。
私は両方を多分に兼ね備えているため、よく割ります。割る時って、「あ」という、気の抜けた言葉しか出てこないものです。
……。

さて、そんなですから、「自分へのご褒美」(なじめない言葉ですが敢えて使ってみました)として、高価な食器を買うなどとは思いもしません。
けれど、美しいものを見るのは大好きですから、プリンスのロイヤル・コペンハーゲンは、ほとんど美術館みたいに、好きです。
 
ロイヤル・コペンハーゲンはその名があらわす通り、「王立コペンハーゲン磁器製作所」(1779年)が起源です。

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ドイツのマイセンにはじまったヨーロッパ陶磁器ブーム、これをリードすべく、デンマークは力を入れます。
以後百年以上、王室専用の釜として、美しい磁器を生み出すのです。

1868年に民間の手に移り、現在に至ります。

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この、キュートなロゴ。
王冠は「デンマーク王室御用達」を、三本の波は「デンマークを囲む三つの海峡」をあらわしています。(三つの海峡とはオアスン、ストアベルト、リレベルト)。

今は、インターネットがありますから、ロイヤルコペンハーゲンのあれこれも、ネットで購入可能です。
けれど、やはり、なんたってロイヤルですから、ネットではなく、実際に手にしてみて、実際に目にして、購入したいと、私は思います。
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プリンスのロイヤルコペンハーゲンの店内をうっとりとさまよい歩きながら、つくづく、そんなふうに思いました。


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ほんとうに、いつ訪れても、立ち去りがたい、あの空気感。
買いもしないのに、うろうろして迷惑だなんて、おっしゃらないでください。
自分のためではなく、「誰かのため」に購入することはあるのですから。
そうです。
「ガサツ」でもなく「うわの空」でもない、誰かのために。

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↓今回、一番のお気に入り。私に、「買って」と訴えていました。オーナメントかな。

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ご興味ある方はこちらをどうぞ。ロイヤルコペンハーゲン ジャパンのサイトです。



山口路子プロフィール写真

山口路子

プロフィール
作家。2001年に東京から軽井沢に移住。
著書に『彼女はなぜ愛され、描かれたのか』(すばる舎)などのエッセイ集、小説『女神<ミューズ>』(マガジンハウス)など。軽井沢を舞台にした作品としては、小説『軽井沢夫人』(講談社)がある。
公式ブログ*山口路子ワールド*
http://anais.cocolog-nifty.com/blog/

軽井沢・プリンスショッピングプラザ
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