エーグルで、フレンチテイストの散策を★

秋は散策シーズン、アウトドアシーズン……のようです。
しかしながら、もっぱらインドア派の私は、いわゆるカジュアルなアウトドアウエアというのを所有していません。
ところが、いろんなしがらみから、どうしてもそういうカッコをしなければならないときがあったりするものです。
というわけで、プリンス、イーストのAIGLE(エーグル)に行ってまいりました。


店内に足を踏み入れたとたん、ふわっとフランスのロワール地方の香りが……というのはたいへんウソっぽいですが、フレンチテイストを察知したのは本当です。

AIGLEの歴史は古く、いまから150年ほど前の1853年に創立されています。実業家のヒラム・ハッチンソン氏がロワール地方のモンタルジにラバー工場を設立したのがはじまりです。
そう、AIGLEといえば、やはり「ラバーブーツ」。根強い人気があるようです。

自然を愛するひとのためのブランドですから実用性機能性を追及するのはもちろんですが、さらに、「スタイルの美しさを大切にする美意識へのこだわり」も重要視しているのです。
たとえば、こちらの↓、フリースもこもこの上着を私は気に入りましたが、これもウエスト部分の両サイドが、上品なグレーで、もこもに着膨れがちなラインを美しく見せてくれるのです。
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子供服も130センチまであるのですが、こちらのコーディネイト、軽井沢の黄金色の落葉のなかで、きっと絵になります。

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遊び心も忘れません。
こちらのかわいいトップスはポケットに木の実が入っているのです。

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きっと、これを作ったひとは、「子どもというものには木の実を集める習性がある」ことを熟知なさっていたに違いありません。
ほんとに、「そんなに集めてどうするの?」というほどに集めます。
その証拠(?)に、娘が保育園児時代、秋になると保育園では「木の実バッグ」なるものをペットボドルで作っていました。

最後に、AIGLEのとっても楽しい店長さんに、「人気の商品」について尋ねました。
こちらです。

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もこもこバッグ。
「女性が、これ持って散策していたら、かわいいですよねえ!」
とおっしゃいます。
さまざまなカラーがありますが、こちらは「クレイジーカラー」。
いろんな色が混ざっているという意味です。

「ヘンな意味じゃないですよ!」
と念を押す店長さん。ほんと、楽しい方でした。

*エーグル公式サイトはこちらです。



山口路子プロフィール写真

山口路子

プロフィール
作家。2001年に東京から軽井沢に移住。
著書に『彼女はなぜ愛され、描かれたのか』(すばる舎)などのエッセイ集、小説『女神<ミューズ>』(マガジンハウス)など。軽井沢を舞台にした作品としては、小説『軽井沢夫人』(講談社)がある。
公式ブログ*山口路子ワールド*
http://anais.cocolog-nifty.com/blog/

軽井沢・プリンスショッピングプラザ
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