チョコフォンデュのすすめ★

ゆったりとした雰囲気、なによりソファがお気に入りで、利用率(私の)かなり高いプリンス、ニューイーストの、イングリッシュ・ティーハウス
「ぜひ、チョコフォンデュを!」のリクエストがありましたので、いただいてまいりました。

スペイン産のビターなのと同じくスペイン産のミルキーなチョコを、ブレンドしたチョコがふつふつと、私を誘います。

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マシュマロ、各種フルーツ、そしてガトーショコラがずらりと並んで、さらに私を誘います。


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……。

その日は風邪気味だったのです。

ちょっと突付かれると、ふら~っとなってしまいそうなくらいな状態だったのです。
どちらかといえば、体が弱っているというより、精神が弱っている、といった状態だったかもしれません。
ですから、そんな状態だったものですから、このチョコフォンデュは神のお恵み……。
とても優しく心に、体に、染み入ったのでした。

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お店の美しいお姉さんと、チョコフォンデュについておしゃべりできたことも楽しかったです。

「この他に、何があれば嬉しいですか?」

と問われて、真剣に考えました。

「そうですね。フルーツも食べたいことは食べたいのですが、それよりも、ケーキセットよりもチョコフォンデュを選ぶ理由として、もっと生地っぽいのが欲しいです。たとえば、スポンジケーキ、あ! 私、バームクーヘンが大好きなので、それがあったりすれば毎週通うかも。それからそれから私、マドレーヌも大好きなので、それがあったりすれば毎日通うかも!」

真剣に考えたのですが、かなり自分のことしか考えていない意見しか述べることができませんでした。

                                                             
それでもみなさま。
私はチョコフォンデュで、あることを発見してまいりました。
それは、チョコフォンデュは、2名以上のオーダーからなのですが、これをご一緒した相手と親密になりやすい、そういう、とっても「バレンタイン前に相応しいエナジー」をもった、逸品なのでした。
どうぞお試しくださいね。



山口路子プロフィール写真

山口路子

プロフィール
作家。2001年に東京から軽井沢に移住。
著書に『彼女はなぜ愛され、描かれたのか』(すばる舎)などのエッセイ集、小説『女神<ミューズ>』(マガジンハウス)など。軽井沢を舞台にした作品としては、小説『軽井沢夫人』(講談社)がある。
公式ブログ*山口路子ワールド*
http://anais.cocolog-nifty.com/blog/

軽井沢・プリンスショッピングプラザ
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