貴船・鞍馬エリア | 貴船 涼めぐり
こんにちは。宿泊プラン企画担当のミツヤです。
今回は旅の続き、貴船神社をお参りしました。
お店が続くちょうど中ほどまで足を進めると、貴船神社が見えてきます。
朱塗りの鳥居に重なるように茂る緑が印象的です
階段を登り、いざお参り。。
カシマ:「貴船神社はね、水の神さまを祀っているんだよ。
平安時代には高い格式を持っていたんだ。
昔はこの地で長雨や日照りが続いたときに神様にお参りをしていたらしいよ。」
ミツヤ:「今は縁結びのご利益があるとも聞いたんですけど?
ほら、絵馬にも縁結びのお願いごとがされていますよ。」
カシマ:「そうだね、和泉式部がお参りして夫と復縁したっていう話もあるからね。」
境内には2匹の馬の像が奉納されていました。
昔は祈願をする際に生馬を捧げていたようです。
しかし、時には『板立馬』を奉納したこともあったようです。
それが現在の絵馬に通じているんですね。
さて、いよいよ本堂にお参りです。
念を込めて、1礼2拍手2拝…。
ちなみに、これはある神社の宮司さんから教わったことなのですが、
本殿の正面は神様の通り道なのでお参り以外のときは避けましょう。
社殿前にある鈴は張り切って振らなくてもいいようです。
神様はちゃんと聞いていてくださるようですよ。
お参りを終えて、振り返ると、
本堂手前には山から流れ落ちる水をご神水として祀ってありました。
深い山から流れ落ちる一筋の水の流れに、神秘的な空気を感じました。
ここでは水占いもできるようです。
真っ白な占いの紙を水に浮かべると吉凶が浮かび上がってくる、
というもの。
女性はきっと好きですよね。
6月1日は貴船祭り、7月7日には水まつりが行われるようです。
そのころには七夕の笹飾りもライトアップされるようですね。
さて、美味しい空気を吸って貴船神社を出ます。
カシマ:「次は奥宮。せっかくここまで来たから後もう少し。」
そしてされに少し進むとお社が見えてきました。
ミツヤ:「あ、あそこが奥宮ですか?」
カシマ:「あそこは結社だよ。
あそこが縁結びの本当のお参り場所みたいだね。
大きな相生の杉があるんだ。」
木立に囲まれているので一見通り過ぎてしまいそうな場所です。
結文を神前に結びつけて祈願する風習があるようですね。
結社をさらに進むと奥宮です。
奥宮への参道は樹齢700年~1000年近くもある大杉並木。
先ほどと違い、お参りする人も少ないように思われます。
静かな雰囲気と美味しい空気に心があらわれるようです。
奥宮-イメージ-(大きな画像)
奥宮に入ると、大きな船形の石がありました。
「天の磐船」というらしく、ここにもなにやら伝説があるようですね。
その昔、玉依姫命が大坂から船に乗って貴船の地へやってきたときに、乗ってきた船を
小石で隠したんだとか…。
お参りを終えて戻ろうとすると、カシマさんが川の方へ進んで行きます。
カシマ:「水がすごくきれいだよねー。」
本当にキレイ。川底が透き通って見えるんです!
ミツヤ:「これだけキレイとつい入りたくなっちゃいますよね。」
と、川べりまで降りてぱちゃぱちゃと水に手を浸しました。
すると、驚くほど冷たい!
ミツヤ:「これはもうしばらくして、夏本番のときに来たら絶対気持ちいいですよね。
こんなにきれいで冷たい川の上でお料理が楽しめるなんて。
私もまたプライベートで来たいです。」
今回は、山歩きにお参り、水遊び、と内容の濃い散策会でした。