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衣笠エリア | 京都洛北 金閣寺

第4話  足利義満の足跡

こんにちは。
宿泊プラン企画担当のミツヤです。
広大な境内の鹿苑寺金閣。
その続きをレポートいたします!


金閣を間近で眺め、足を進めると湧き水がありました。
“銀河泉”と名づけられたこの湧き水は、義満がお茶の水に使ったと伝わっています。
少し進むとまた湧き水があります。
こちらは“巌下水”。義満が手を清めた泉のようです。
1368年、足利義満が室町幕府3代将軍に就いてから641年たった今日にもその足跡が
残っていることに驚きますね。


ここからは少し階段を上るようです。
階段の横に垣根がめぐらしてあり、“金閣寺垣”と看板があがっているのですが・・・
何か謂れや特徴があるのでしょうか?


龍門滝
ここに見事な滝がありました。
小さいながらも迫力のある流れです。
“龍門滝”と看板が上がっています。
こちらは「恋が滝を登ると龍になる」という
中国の故事「登竜門」からとられた意匠ですね。
滝を登る鯉の姿が表された「
鯉魚石」が配置されていました。


階段をのぼっていくと“安民沢”とう池があり、
その中島に“白蛇の塚”があります。
白蛇は弁才天の使いとされており、
家運を盛んにしてくれるのだとか。
繁栄を極めた西園寺家の旧跡のようです。
この塚については以前お客さまにも
質問されたことがありますよ。
「白とか蛇とかの刻まれた石碑があったんだけど、
何かわかる?」と。
そのときはいろいろ調べて
ようやくここにたどりつきました。


安民沢と通りすぎたところにお茶室があります。
“夕佳亭”があります。
ほとんどの方は金閣を見てその目的を達成してしまい、
たくさん歩いて疲れてしまうようなのですが、このお茶室も見ごたえのある建物ですよ。
金森宗和好みのお茶室です。
お茶のことはよくわからないのですが、金森宗和好みのお茶室については
お話を聞いたことがあります。
宗和の出身地は寒く雪の降る地域だったようで、そのため露地が建物内にある
内露地という形をとっているのだとか。
“夕佳亭”もこのように建物の内側に露地がありました。


でも、もっとお茶室を楽しむためには、お茶のことを勉強しないと難しいですね。


境内に入ってから歩き続けていたので疲れてきたな・・・と思ったところへ、
「つめたいお抹茶」の文字。
冷水でお抹茶を立てています、という宣伝文句に、迷う間もなく引き込まれていました。
金閣寺オリジナルのお茶菓子と丁寧にたてられたつめたいお抹茶で一服。
ほっと和むこんなひと時も、旅の醍醐味だと思いませんか?
今日はこの贅沢な時間を独り占めです。


最後に、不動堂がありましたのでお参りを欠かさずに。
弘法大師が作ったという石不動明王で目の病に霊験あらたかなんだとか。
秘仏としてお祀りされていますが8月16日には開扉法要が行われるそうです。
こちらも一度は行ってみたいですね。


さて、ぐるりと鹿苑寺を観賞して大満足です。
カシマさんに報告しよう!と思っていたので新しい発見がたくさんありました。
いろいろなところに意識を向けると旅の楽しみも広がりますね。

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