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おでかけBlog | 京都 数寄旅(すきたび)倶楽部 もっと知ってほしい洛北のまち。旅プラン情報ページです。

衣笠エリア | 梅めぐり 北野天満宮

最終話 梅めぐり 総集編

こんにちは。
ベルスタッフのマツシタです。
今回、数寄旅に初参加した私。
新発見や再発見、いろいろと楽しめたこの旅をおさらいしてみたいと思います。


まず、ホテルを出てすぐの国際会館駅から地下鉄で丸太町駅へ。
一番後ろの車両に乗りましょう。
乗車時間12分、料金は250円です。


降りたらすぐ右手にある階段を上がって、改札を出ます。
1番出口から地上へ。
目の前の道を3分ほど進むと、京都御苑の入口が。


入苑自由の京都御苑は、地元の人のお散歩コースだったり通勤コースだったり。
広い庭園は和やかな時間が流れます。
様々な植物や木々、野鳥などが季節の移ろいを感じさせてくれる場所です。
梅林を抜け、蛤御門を見て、南から北へと御苑を歩きます。
所要時間は、ゆっくり梅を楽しむなら60分ほどでしょうか。


続いて市バス102番もしくは203番に乗ります。


北野天満宮前で下車すれば、道の向こう側に北野天満宮が見えます。


境内の西側に位置する梅苑に入りましょう。
入苑料は600円です。お茶菓子をいただきながらお花見ができます。
今回の旅ではまだ公開前だったので梅苑には入れず、所要時間は40分ほどでしたが、
80分ほどあれば梅苑も境内も宝物殿も楽しめそうです。
宝物殿の料金は300円
天神祭の開催される毎月25日や、観梅・紅葉のシーズンにだけ開館されます。


北野天満宮を東門から出ます。


そのまま東の方角へと歩みを進めると、気付けばそこは花街・上七軒。
老舗の和菓子屋さんでお土産を買うもよし、
ランチ営業をしているお店で遅めの昼食をとるもよし、
トレードマークの五つ団子の提灯を見ながら、上七軒の町並みを楽しみましょう。
歌舞練場も近いので、運がよければ舞妓さんを見れるかも!?
上七軒歌舞練場では、毎年「北野をどり」が開催されますが、
今年は3月25日からだそうです。
梅の時期が終わっても、まだまだ魅力いっぱいの衣笠エリア。
そのあたりは、また別の機会にご紹介できたらな~とひとり勝手に思ってみたり。


ホテルへの帰路につきながら今回の旅を反芻していると・・・


カシマ :「マツシタさん、どうだった?数寄旅は。」
マツシタ:「すっごく楽しかったです!色々と学ぶこともありましたし。
      こうやって実際に歩いてみると、より一層お客様の目線でご案内ができるので、
      どんどん活かしていきたいです。」
ミツヤ :「うん。すごくいいと思う。きっとお客様も喜んでくれるよ。」


でも・・・こうして数寄旅に参加してみて、思ったことがひとつ。


私は京都の出身者ではありません。
ホテルで働きだしてからなので、京都暦は3年弱といったところ。


マツシタ:「私、京都出身じゃないからだと思うんですけど、
      今日どこをどう廻ったのか、地理関係がよく分からないんですよね実は・・・。
      カシマさんとミツヤさんが書かれている数寄旅も
      どういう道順で行くかはすごく分かりやすいんですけど、
      地図上ではどこを行かれてるのか、あんまり分かっていなかったり・・・。」
カシマ :「そうかー・・・。もしかしたらこのブログも
      もっと読む方が分かりやすくなるような方法があるかもしれないね。」
ミツヤ :「そうですねぇ・・・。」
マツシタ:「・・・・・・。」


何はともあれ、初3人での数寄旅終了!
充実した気分を胸にホテルまで帰ってきました。
      

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第4話 花街・上七軒の町並み

こんにちは。
宿泊部ベル係のマツシタです。


北野天満宮の東門を出た私たちは、ミツヤさんの提案で上七軒に立寄ることにしました。
東門を出てすぐの正面の道を、まっすぐ進みます。


上七軒の町家.JPG

カシマ :「ミツヤさん、”京都の五花街”全部言える?」
ミツヤ :「上七軒、祇園甲部、先斗町、宮川町、祇園東、ですよね。」
カシマ :「そうだね。その中で一番歴史が長いとされているのが上七軒なんだ。
      その昔、室町時代の頃、北野天満宮の一部が焼失するという出来事があったんだ。
      その修復工事のために使った材木の残りで、7軒の茶屋を建てたのが”上七軒”の由来だね。」


上七軒の提灯.JPG

   

   3人で風情のある町並みを歩いていきます。
   軒先に提灯をぶら下げた町家が並んでいました。
   白地に赤色の丸が連なった模様の提灯です。


マツシタ:「確かこの提灯の模様、花街によって違いましたよね?」
カシマ :「うん。すべて異なった模様だよ。ちなみにこの上七軒はお団子が5個つながっている柄なんだ。」
マツシタ:「お団子なんですか??」
カシマ :「そうだよ。みたらし団子を表していてね、豊臣秀吉が北野大茶会を開いた時に
      出された団子をすごーく気に入った事からきているんだ。」


おだんご。・・・そう言われるとおいしそうに見えてきちゃいました。     
立ち並ぶお店には、ランチ営業を行っているところや、可愛らしい看板を出しているお店も。


マツシタ:「”一見さんはダメ”というイメージでしたが、気軽に入れるお店もあるんですね。」
ミツヤ :「そうだよね。こうしたお店があると、花街を身近に感じることが出来て嬉しいねー。」


お店に入りたい気持ちでいっぱいでしたが、さすがにホテルに帰らねばなりません。
情緒あふれる上七軒の町を背に、バス停上七軒から203番の市バスに乗りました。
烏丸今出川のバス停で降りて、地下鉄に乗り換え、ホテルへと帰ります。


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第3話 梅といえばの北野天満宮

こんにちは。宿泊部ベル係のマツシタです。
前回は京都御苑を散策しました。
今回はここから北野天満宮に向かいます。


京都御苑の「乾御門」を出るとすぐ、地下鉄今出川駅の入口が。
一駅分歩いたんですね。


市バスの停留所烏丸今出川もそのすぐそばにあり、
ここから市バスを使って北野天満宮へ。


ここで使える系統は2つ。
102番203番です。


私たちは102番に乗りました。
ちなみに、102番のバスは「洛バス」と言って、
停留するバス停が他より少ない急行バスです。
今回は短い距離だったので2駅ほどしか飛ばされませんでしたが、
たくさんの移動距離がある時には、有効的に使えますよ。


北野天満宮.JPG


       北野天満宮前でバスを降りれば、もう目の前に”天神さん”が。
       北野天満宮は、地元の人から”天神さん”と呼ばれ、
       毎月25日に開かれる縁日にはたくさんの露天がところ狭しと立ち並びます。


さっそく鳥居をくぐって境内に入っていくと、牛の石像が。
そう、ここ北野天満宮にはたくさんの神牛の像があります。
というのも・・・


神牛の像.JPGカシマ :「北野天満宮は学問の神様・菅原道真を祀っていて、
      合格祈願の神社として有名だよね。」
マツシタ:「牛がたくさん置かれているのも、
      菅原道真公と関係があるんですか?」
カシマ :「”菅原道真の誕生が丑年だったから”
      ”丑の日に亡くなったから”
      ”牛が道真公を刺客から守ったから”
      と諸説あるけれど、”撫でると頭が良くなる”や
      ”体の悪い部分と同じ所を撫でると治る”と言われていて、
      梅と並んで北野天満宮を象徴するものなんだ。」


そう言われたら撫でるしかありません!
ご利益がありますよーに。なでなで。


さらに進むと左側に小さな社が見えました。


カシマ :「菅原道真の母親を祀っている伴氏社だね。」
ミツヤ :「カシマさん!もしやこの鳥居が?」
カシマ :「そう!三珍鳥居のひとつだよ。さっき行った京都御所にもあったよね。」
マツシタ:「ここのはどの部分が珍しいんですか?」
カシマ :「台座を見てみて。」


そう言われて下を見てみると・・・
うん?なにか飾りのような形が。


台座.JPG
ミツヤ :「花びらみたいに見えますが、もしかして蓮の花ですか?」
カシマ :「その通り。蓮弁が刻まれているでしょ。
      あとはあの上のところ。
      島木と笠木の間にある額束が、
      島木を貫通しているように見えるよね。」
マツシタ:「ホントだー。珍しいですね。」
カシマ :「この鳥居は重要文化財なんだよ。」


うーん。京都御所のものも北野天満宮のものも、
小さいのにとても貴重なものなんですね。
知らなければスーっと通り過ぎてしまいそうです。


少し進むと左側に梅苑が見えてきました。
ここが京都を代表する梅の名所です。


ミツヤ :「マツシタさん、菅原道真が詠んだ有名な句なんだけれど、
      ”東風吹かば 匂ひおこせよ 梅の花 主なしとて 春な忘れそ”っていうの知ってる?」
マツシタ:「聞いたことあります!」
ミツヤ :「大宰府に左遷されてしまう事が決まった道真公が、家の庭にある梅を眺めて詠んだんだけど
      梅をこよなく愛した道真公らしい歌だと思わない?」
カシマ :「さすがミツヤさん、風流だねえ。」


こちらの梅苑、今年は2月5日からの公開だそうです。
見ごろは2月下旬でしょうか。
有料ですが、お茶菓子付きで、50種約2000本の見事な梅の花を見ることができます。
菅原道真の命日にあたる2月25日には、年に1度の梅花祭が開催され、
当日は上七軒の舞妓さんや芸妓さんが野点をします。
朝から長い行列ができるほどの人気のお祭りです。
気候も暖かくなってくる頃で、春の訪れを実感する良い機会になりそうですね。


     さらに境内を進みます。
     楼門をくぐり、三光門まで来ました。この三光門も重要文化財と認定されているものです。
     所々に色鮮やかな彫刻が施され、美しくて思わずうっとり。  
     

     三光門.JPG


     ミツヤ :「ずっと上を見続けたくなっちゃうねー。」
     マツシタ:「細部まで彩色されていて、きれいですね。」
     ミツヤ :「この天井に星・月・日が彫られているから、”三光門”ていうんだって。」


さて、3人で国宝の社殿でお参りをして、今日は東門から北野天満宮をあとにします。


長五郎餅.JPG
     2月3日の節分祭の日と、3月25日までの土曜日曜には
     この東門に長五郎餅本舗が茶店を出します。
     薄い餅皮にこし餡を包んだ長五郎餅は、
     北野名物として地元の人から愛されている餅菓子ですよ。
     白いお餅、やわらかくておいしそうです。


つぼみ.JPG


そろそろホテルに戻る時間が迫ってきましたが


ミツヤ :「せっかく東門から出ましたし、上七軒の町並みを歩いていきませんか?」


とミツヤさんから素敵な提案が。
次回は京都の花街のひとつ、上七軒を散策します!

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第2話 京都御苑の梅林

こんにちは。宿泊部ベル係のマツシタです。
ついに始まった3人での数寄旅にちょっぴりワクワクドキドキです。


お客様の質問をきっかけにして始まった梅めぐりの旅、
まず最初に目指すのは京都御所とのこと。


カシマ: 「京都御所の京都御苑は季節の移ろいをとても感じやすい場所だよね。
      梅もその例にもれず、2月にはたくさんの花を咲かせるんだよ。」


ホテルからは地下鉄で今出川駅もしくは丸太町駅下車で京都御所に行くことができます。
今回は御苑の南側にある「関ノ町口」から入苑するので、丸太町駅で地下鉄を降りることになりました。


カシマ: 「ミツヤさん、この場合地下鉄はどの車両に乗るのが一番いいか分かる?」
ミツヤ: 「確か・・・一番うしろの車両ですよね!降りると改札の目の前に出る階段があったはず・・・」
カシマ: 「うん、さすがミツヤさん。正解だよ。
      こういうさりげない情報がお客様にすごく喜ばれたりするよね、マツシタさん」


そうですよね。せっかく旅に出ている貴重な時間、効率よく使えるのが一番ですよね。
私もふたりのようにお客様目線でお伝えできるように頑張ります!


さて、地下鉄を降りたら、改札を出てすぐ目の前の1番出口へ向かいます。
1番出口を出てそのまま道なりに進むと、左手に入口が見えてきました。
この「関ノ町口」から入ると右側に池が見えました。
そちらに向かって進むと、「厳島神社」と書いてあり、小さな社と鳥居があります。


ミツヤ: 「厳島神社というと、広島の安芸の宮島ですけど、こんな所にもあるなんて。」
カシマ: 「ここも宮島と同じで、平清盛に由来してるんだよ。
      これこれ。ふたりとも知ってる?」
と、カシマさんが鳥居を指して話し出しました。


唐破風鳥居.JPG
カシマ :「この厳島神社にあるこの鳥居は
      重要美術品に定められているんだ。」
マツシタ:「えっ この小さな鳥居がですか?」
カシマ :「そう。三珍鳥居のひとつなんだ。
      ちなみに、次に行く北野天満宮にも
      ひとつあるから、楽しみにしてて。」
ミツヤ :「あれ?あの上の部分が曲線になっている
      鳥居って珍しくないですか?
      普通の鳥居はまっすぐですよね。」


カシマ :「そこがポイントなんだよ。
      この鳥居は、2本の柱の上に架かる島木と笠木が“唐破風”の形をしていることから
      「唐破風鳥居」と呼ばれていてね、現在ではあまり見ることのできない変わった鳥居なんだ」
ミツヤ :「しかも石をこんなふうに曲げた形にするのって手が込んでますよねぇ」


うんうん。と、ただ頷くばかり。こんな隠れるようにして重要美術品が建っているのだから、
やっぱり京都って奥が深いですね。


さて、厳島神社を背中に、御苑で一番大きな「建礼門前大通り」を通り抜けます。
大通りの両側には木々が立ち並んでいて、
地元の皆さんがお散歩をしたり、犬を連れて歩いていたりと、和やかな風景が広がっていました。
健礼門前大通り.JPG
マツシタ:「犬を連れた人が多いんですね。」
カシマ :「そうだね。暖かい時期には、この辺りにシートを敷いてひなたぼっこをする人もいるよ。」


今回は梅林が目的なので、御所まで歩かずに途中で左に曲がりました。
京都御苑の梅林には、約20種200本もの梅の木が植えてあります。
その隣には桃林もあり、3月の上旬くらいなら一度に二つの花が楽しめることもあるそうです。


1月の梅林.JPG


今はまだ1月なのでこんな景色ですが・・・


きっと春はきれいなんでしょうね。


梅林を抜けると左手に門が見えます。


蛤御門.JPG


ミツヤ :「あれが蛤御門ですよね。」
カシマ :「そうだよ。ところでマツシタさん、
      なんで蛤って言うのか知ってる?」
マツシタ:「・・・えっと・・・。」
カシマ :「それはね、元は新在家御門と呼ばれる
      開かずの門だったんだけど、
      江戸時代の京都を襲った大火の時に
      初めて開門したんだ。
      だから、火にかけられて口を開ける蛤に例えて、
      蛤御門と名づけられたんだね。」


この蛤御門の梁には、鉄砲の弾傷らしき跡があるそうです。


カシマ :「江戸時代末期に長州藩と会津・薩摩・桑名藩といった幕府軍が
      この門の近くで激戦をした時のものなんだよ。」


蛤御門まで来ると、京都御所がすぐそこにあります。
京都御所は、東京遷都以前の旧皇居としてとても有名です。
春と秋には一般公開もされ、たくさんの人が詰め掛けます。


その京都御所を横目に、「乾御門」から御苑を出ました。
次はバスに乗って北野天満宮を目指します!


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第1話 おでかけ初参戦

こんにちは。
そしてはじめまして。
宿泊部ゲストサービス担当のマツシタです。
ベル係として毎日お客様をお迎えしています。


つい先日お客様からある質問を受けました。
それは「2月に京都観光をするならどこがオススメなの?」というもの。
2月というと観光のお客様が比較的少ない季節。だからこそ良いスポットがあるかもしれません。
これはカシマさんとミツヤさんに相談しにいかなくては!
さっそくミツヤさんのもとへ。


マツシタ:「ミツヤさん、こんにちは。」
ミツヤ :「マツシタさん、どうしたの?」
マツシタ:「実はお客様から、2月の京都のオススメを聞かれて、
      どこをご案内すればいいか迷っているんです。」
ミツヤ :「それなら、2月は梅が見ごろを迎えるから梅の名所がいいんじゃない?」
マツシタ:「そうですね!だったらやっぱり北野天満宮でしょうか。」


カシマ :「梅の名所は北野天満宮が有名だけど、ほかにもおすすめできるところがあるよ。」


と通りかかったカシマさんから一声が。


これは是非、カシマさんのナビゲートのもと、京都の梅めぐりへと繰り出さなくては。
ついに憧れの数寄旅に参加できる日が来ました。
3人でいざ出発です。

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