その他エリア | 嵯峨野 中秋の名月
こんにちは。
宿泊プラン企画担当のミツヤです。
昨日は中秋の名月。
雲ひとつなく、お月見にはぴったりの空模様でしたね。
私もお休みをいただき、嵐山から嵯峨野、観月の名所といわれる「大覚寺」へ行ってきました。
ここからは私のプライベートタイム。
一番大好きなお休みの過し方。
京都を何度も訪れた方にも、初めての方にも、
一度はお試しいただきたいプチ旅です。
時間は17:30頃。
まずは渡月橋の上からぼんやりと沈む夕日を眺めます。
鷺や鴨が悠々と泳ぐ姿を眺めていると心が安らぎますよ。
そして嵯峨野エリア一帯が夕日に染まる頃、竹林を抜けて大遊覧スタート。
今回は“お月見”が目的なので、「観月の夕べ」を実施されている大覚寺(だいかくじ)さんへと歩を進めました。
お月様と並走したり、お月様を追いかけたり、追いかけられたり・・・。
そして到着した大覚寺。
元は嵯峨天皇の離宮として造営された嵯峨離宮を寺院にあらためたもの。
建築意匠も、そこに流れる空気もとても優雅です。
その昔、平安貴族たちのお月見は、今とは少し様子が違ったそうです。
身分の高い人たちは、決して上を見ることなく、水面に移ったお月様を楽しんだのだとか。
大覚寺の境内には大沢池という大きな池があります。
「観月の夕べ」のイベントでは、池の上に舟が浮かべられたり、
お抹茶席が設けられたり、特設売店が出たり、
もちろん本堂の夜間拝観も行われていました。
お団子を片手に静かにお月様を眺め、水面に浮かぶお月様も楽しみました。
耳を澄ませば鈴虫の声も・・・。
このあたりは現代風の建物もなく、
山の稜線は平安時代からそのまま変らず残っているエリア。
夕暮れ時も、お月見も、ゆるりとお散歩するにはもってこいの場所。
ぐるりとお月見散歩を楽しんで、嵐山に戻ってきたのは20:00頃です。
心静かに、季節を楽しむ優雅な時間。
ぜひ一度体験してみてくださいね。
ホテルから嵐山へは、地下鉄烏丸線「国際会館」駅から「烏丸御池」駅で東西線へ乗り換え。
「太秦天神川」駅からは京福電車(通称:嵐電)で終点「嵐山」まで。
およそ40分ほどで到着です。
※地下鉄烏丸線「丸太町」駅下車、市バス93「嵐山」でもアクセス可能。
時間は約40分です。